KANAZAWA JAZZ STREET 2025

【金沢市文化ホール公演】
国際交流ジャズステージ「Jazz絵巻」

9月14日[日] 金沢市文化ホール 開場 17:20 開演 18:00

アメリカ~デンマーク~オーストラリア~日本
ジャズは「世界の共通言語」。

様々な海外のジャズアーティストと日本人アーティストのコラボレーション・
金沢JAZZ STREETならではのステージをお楽しみください!

会場: 金沢市文化ホール(金沢市高岡町15-1)


<出演>
Donny McCaslin with 大林武司トリオ
– USA and JAPAN –
Donny McCaslin(sax)/ 大林武司(pf)/ パット・グリン(b)/ 有谿應河(ds)

Kenneth Dahl Knudsen Trio feat. 西口明宏
– Denmark and Japan –
Kenneth dahl Mogensen(b)/ Matias Fischer Mogensen(ds)/ Casper Hejlesen Christensen(gt)/ 西口明宏(sax)

Paul Grabowsky & Michelle Nicolle & 須川崇志
– Australia and Japan –
Paul Grabowsky(pf)/ Michelle Nicolle(vo)/ 須川崇志(b)

入場料:全席自由  前売り¥4,000(税込)、当日¥4,500(税込)
※3歳以下入場不可 

チケット取り扱い

  • チケットぴあ

  • ローソンチケット

  • 石川県立音楽堂チケットボックス(対面販売)

  • 金沢市文化ホール(対面販売))

Donny McCaslin

12歳でサックスを始め、父のヴィブラフォンバンドで演奏。バークリー音楽大学に全額奨学金で入学。マリア・シュナイダーやギル・エヴァンス・オーケストラ、エルヴィス・コステロらと共演。2018年『Blow』、2023年『I Want More』(デイヴ・フリッドマン制作)などを発表。ジャズ誌『Jazzwise』はエレクトロニカやポストロックを融合した独自の進化を評価。最新作『Lullaby for the Lost』(2025年)はロックとの融合で、ニール・ヤングやレディオヘッドの影響を色濃く反映。デヴィッド・ボウイの最後のアルバム『★』のバンドリーダーも務めた。ダニー・マッキャスリンはジャズとアートロックを融合し、新たなジャズの道を切り開く。

Donny McCaslin先生のジュニアわくわくワークショップ

9/13(土)

会場:金沢21世紀美術館シアター21 時間:13:00〜15:00

【出演団体】

キッズ・ジャズ・バンド BASIC(金沢) 金沢ジュニア・ジャズ・オーケストラJAZZ-21(金沢)

9/14(日)

会場:北國新聞赤羽ホール 時間:11:00〜18:00

【出演団体】

滋賀学園高等学校ジャズオーケストラ部 SJO(滋賀)

開成ジュニアアンサンブル Super Blue Birds(神奈川)

京都府立工業高等学校 Mambou Jazz Band(京都)

The BigBand of Music Toys(長野)

高砂高校ジャズバンド部 Big Friendly Jazz Orchestra(兵庫)

敬和学園高等学校 Jazz Hornets(新潟)

みなとみらい Super Big Band(横浜)

Takeshi Ohbayashi Trio

大林 武司

米バークリー音楽院を卒業後ニューヨークを拠点に世界の第一線で活躍。
自己のバンドを率い世界各地の主要ジャズクラブやフェスティバルに多数出演し、これまでに11作のリーダーアルバムを発表。
2016年ジャズピアノの世界大会Jacksonville Jazz Piano Competitionにおいて日本人として初の優勝。
Terri Lyne Carrington, Takuya Kuroda, Jose James, NateSmithなど世界的ジャズアーティストと数多く共演する傍ら、近年はMISIA、木嶋真優など音楽界を牽引するトップミュージシャン達とのコラボレーションも数多く行っている。
本年4月にはアメリカNPRのTiny DeskにTBN Trio (Takeshi Ohbayashi, Ben Williams, Nate Smith)でさかいゆうと出演、大きな話題を呼んだ。

Pat Glynn(パット・グリン)

パット・グリンはニュージャージー州ウエストフィールド出身。8歳でトランペットを始め、13歳でチューバを始めた。後にベースギターとコントラバスも学ぶ。ジェームズ・マディソン大学でチューバの学士号、北イリノイ大学でコントラバスの修士号を取得。大学院卒業後、2年間ウォルト・ディズニー・ワールドで演奏。ニューヨークに移り、ブロードウェイの複数のミュージカルやジャズクラブで活動。2007年に来日し、国内外の多くのアーティストと共演。2014年に初リーダーアルバム「フーズオンベース」をリリース。これまで約40枚のアルバムやCMに参加。現在はレイクランド大学ジャパン・キャンパスで音楽講師も務めている。

有谿 應河(ありたにおうが)

2006年熊本県生まれ。幼少期から高校生まで広島県で育ち、5歳でドラムを始める。はじめは祖父の影響で吹奏楽に親しみ、10歳の頃にJAZZと出会って以降、JAZZ演奏に傾倒する。小・中・高校生時代には広島市内はじめ、各地のセッションを訪れ研鑽を積む。その際に大林武司氏(Pf)と出会う。2022年、16歳の頃にSeikoSummer Jazz Campに参加し、QuincyDavis氏に師事する。高校卒業後、神戸・甲陽音楽&ダンス専門学校(旧甲陽音楽学院)に進学する。以降、関西を中心に多くのミュージシャンと共演を重ね、現在に至る。

【出演情報】
9/13(土) 18:00〜18:40 

「まちかどジャズライブ」 いしかわ四高記念公園

【出演者】
大林武司(pf) / Pat Glynn(b) / 有谿應河(ds)

Kenneth Dahl Knudsen Trio

デンマークで活躍するベーシスト・作曲家のケネス・ダール・クヌーセンが、人気のトリオプロジェクトで日本に帰ってきます。

ドラムスはマティアス・フィッシャー、ギターはルカス・イジャネスが務めます。感性豊かなメロディー、洗練されたリズム、そして深い物語を伝える音楽を携えて、ケネス・ダール・クヌーセンは35ヵ国以上の国で演奏し、自己名義で14枚ものアルバムをリリースしてきました。

作曲家としては、Vilnius JJazz Ensemble, Fukuda Gumi Orchestra(福田組), AalborgSymphony Orchestraなど数多くのアンサンブルのために曲を提供してきました。さらにGilad Hekselman, Johnathan Blake, Jaleel Shaw, Joel Frahm, JohnScofieldなど世界的なジャズアーティスト達とのコラボレーションも果たしています。

今回のトリオでは、クヌーセンは自身のバックグラウンドに深く根差した音楽を披露します。リリカルな北欧ジャズ、現代的な即興、そして生のグルーヴを融合させます。伝統に根差しながらも絶えず未来に向かい続ける、クヌーセン作曲の楽曲、そして冒険に満ち溢れたダイナミックな演奏をお楽しみください。

【出演情報】
9/15(月祝) 13:00〜13:40 

「まちかどジャズライブ」金沢市役所庁舎前広場

【出演者】
Kenneth Dahl Knudsen(b) / Matias Fischer(ds) / Lucas Illanes(gt)

Akihiro Nishiguchi

西口 明宏

兵庫県西宮市出身。中学入学と同時にビッグバンドジャズに出会い、テナーサックスを始める。
2006年にバークリー音楽院を卒業後、ニューヨークを活動の拠点として、自身のグループによるライブハウスのレギュラー演奏や映像、ダンスなどの他ジャンルとの共演を行いながら、多数のミュージシャンとのセッションを重ねる。
2010年の帰国後、ブルーノートの75周年記念ライブメンバーに選ばれ、日野皓正、山中千尋、Ron Carter、GeneJacksonらと共にブルーノート東京での演奏を好評で終える。2017年には、自身のサックストリオ(須川崇志、石若駿)でデトロイトジャズフェスティバルに参加。2018年と2020年には、MISIAのツアーメンバーとして活動。2021年には紅白歌合戦にも出演。これまでアメリカ、台湾、ルクセンブルクなど多数の国内外ジャズフェスティバルに出演している。
現在は、自身が主宰するグループ「FOTOS」を中心に、黒田卓也(Tp)、加藤真亜沙(Pf.Comp)、中林薫平(B)、古谷淳(Pf)、秩父英里(pf.comp)などのグループにも参加、自らのプロジェクトで丸の内コットンクラブで公演を行うなど、精力的に活動を展開している。

これまでに『FOTOS』(2020)、『Something in Red』(2023)、『Palindrome』(2024)を含む計5枚のアルバムをリリースしている。また、サックス専門誌「Sax World」でのアドリブセミナーの連載や、3冊の書籍の出版も手がける。

Paul Grabowsky & Michelle Nicolle

Paul Grabowsky(ポール・グラボウスキー)

ポール・グラボウスキーは、オーストラリアの著名なピアニスト、作曲家、そしてフェスティバル・ディレクターであり、50年近くにわたりジャズをはじめとする音楽界全体に多大な貢献を果たしている。

1964年にピアノを習い、1978年以降はジャズと即興音楽に専念。その後、多才なジャズ・ピアニストとして認められ、アート・ファーマー、ベニー・ベイリー、ジョニー・グリフィン、サル・ニスティコ、ハリー・ソーカルといった著名なアーティスト達とヨーロッパ各地で共演。

オーストラリアに帰国後は、ジャズ界の礎となり、演奏活動の傍ら映画やテレビの音楽にも進出。国際的な仕事も務め、2000年シドニーオリンピックの開会式・閉会式の音楽も作曲。

オーストラリア芸術オーケストラ(AAO)の設立、3つのオペラを含むプロジェクトなど、革新的な形式にも取り組むほか、メルボルン国際ジャズ・フェスティバルのレジデンス・アーティストも務めた。

ARIA賞を8回、APRA芸術音楽賞を複数回、ベル賞、AFI賞、ヘルプマン賞、メルボルン音楽賞などを受賞し、2014年にオーストラリア勲章オフィサーを授与された。

Michelle Nicolle(ミシェル・ニコル)

ミシェル・ニコルは、26年以上にわたり国際ツアーを行い、ジャズ界において芸術性と優雅さを体現するオーストラリア屈指の女性ジャズシンガー。

ノースシー・ジャズ・フェスティバル、東京ジャズ・フェスティバル、プラハ・ジャズ・フェスティバルなどで活躍、ウィントン・マルサリスやシドニー交響楽団、そしてカート・エリングとも共演。

ベル賞(2017年)、ナショナル・ジャズ・アワード(1998年)、2024年ミュージック・ビクトリア賞「最優秀ジャズ作品」受賞など、数々の賞を受賞し、世界的な人気を誇る国民的宝としての地位を確固たるものにしている。

最新作『ザ・サイレント・ウィッシュ』では、「才能、音楽性、そしてセンスが凝縮された、決して静かではない傑作。比類なきボーカルの親密さが際立つ。情熱的で力強く、メロディックなアプローチと装飾表現には体操選手のような才能が感じられる。」と評され傑作となった。

【出演情報】
9/15(月祝) 14:00〜14:40 「まちかどジャズライブ」 金沢市役所第二本庁舎

【出演者】
Paul Grabowsky(pf) / Michelle Nicolle(vo)

Takashi Sugawa

須川 崇志

群馬県伊勢崎市出身。11歳の頃にチェロ、18歳でジャズベースを始める。2006年、バークリー音楽大学を卒業後に移住したニューヨークでピアニスト菊地雅章氏に出会い、多大な影響を受ける。2009年に帰国後、辛島文雄トリオを経て日野皓正バンドのベーシストを6年間務める。現在は峰厚介カルテット、本田珠也トリオ、八木美知依トリオ他多くのグループに参加。これまでに東京ジャズ、デトロイト、モントルー、ブリスベン、メールス、香港などの数多くの国際ジャズフェスティバルに出演。近年は、Audi A5新車発表会での楽曲制作と演奏 (2017)、岡本太郎記念館の企画展「日本の原影」のためのソロ楽曲制作(2019)や、俳優の金子あいの舞台「平家物語」に即興演奏で参加。米津玄師「ゆめうつつ」、YUKI「泣かない女はいない」(2021)などレコーディング参加作品も多数。また2018年にデビューアルバム「Outgrowing」(レオ・ジェノヴェーゼ、トム・レイニー)を、Banksia Trioで「Time Remembered」「Ancient Blue」「MASKS」の3作のアルバムをリリースしている。